血液検査にて、いくつかアレルギーの項目をチェックしてみたら、今回、ニンジンについても
弱いアレルギーがあることが判明した!
しかし、6段階のうち1なので、気にしないことにする。ニンジン気にしてたら何も食えないもんね。
アレルギーの原因とはこのアレルギーの検査でもIgE といかいうのに関連した数値をチェックしているらしいけど、NHKの「病の起源」という番組によると、この2億年目に人類が獲得した吸血ダニ対抗兵器のIgE(免疫グロブリンE)とういのがアトピーの原因らしい。
なんでも、原初の免疫(今でもある)では、ウイルスやばい菌には対抗できるけど、吸血ダニには効かない(反応しない)らしい。そこで、免疫の一部がIgE型免疫というのになって、吸血ダニにに吸われたら反応して、周辺に炎症作用を起こす物質を発生させることで、吸血ダニを退治するらしい。
実際に実験すると、IgE型の免疫が無いネズミに付いているダニは死なないけど、IgE型免疫のあるネズミに付いているダニは死んでしまうらしい。
と、ここまではよかったのだが…、よく言われるように生活環境が昔に比べてあまりに清潔になりすぎて、通常の古い免疫の活躍の場が無くなりバランスが崩れて、IgE型の免疫が増えてしまったらしい。そして、ダニだけでなく、花粉などにも反応して炎症物質ばらまくようになってしまった。というのが、杉花粉アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因らしい。
世の中が清潔すぎるんだよ。という話はちょっと前から聞いていたけど、理屈を説明させると納得してしまう。
テレビによると、馬小屋などやや不衛生な環境などに小さい頃から接している子供はアレルギーになりにくいという状況もあるとか。そこまで分かってて、保育園に併設の馬小屋を造らないのは何でなのだ!と思う今日この頃w
かゆみとはアトピーで辛いのは、やはり全身のかゆみだ。
人間、気持ちがよいことをやっていれば体によいという考え方もあると思う。
つまり、おいしいものは体によいはずだから、それをとっていれば健康になるだろうし、
やりたいことをやっていれば幸せになれるだろうということ。
まぁ、昔は活動するためにエネルギーを摂取することが最重要だったんだけど、最近ではあまりに手軽に取れるようになったので、逆に肥満なんて問題になっていたりするんだけど。
ところで、かゆみというのは何であるんだろう?
かゆみというのは、かゆみを感じる専門の神経があるわけではなく、痛感(痛い)の弱いやつだと聞いたことがある。
痛いのは、ケガなど異常があるから急激な対処が必要で、かゆみというのはやはりそこまでいかないけれど、皮膚に異常があり対応が必要だという状況の為にあると思う。
つまり、吸血ダニなどがひっついてかゆみを感じたり、蚊に刺されてかゆみを感じたり、したときにそれをかくことで払いのけるさせる。やっぱり吸血ダニだ!
最近の研究だと、
かゆいところを掻くとかゆみを伝える神経の活動が低下するということがわかったらしい。しかし、私はそんなもんじゃなくて、かゆみの原因をとりのぞくと脳内麻薬が分泌されまくると思う。
そんなご褒美まで用意して、かゆみの原因を取り除かせようとしているのに、かくことによりかゆみがさらに広がって、どんどんひどくなってしまうという悪循環が皮膚の湿疹やアトピーでは起こる。
インセンティブがあるのに、気持ちがよいことをしてはいけないとう状況、これは完全に吸血ダニを意識しすぎた設計ミスだと思う。
というわけで、吸血ダニにやられっぱなしと思う今日この頃である。
全く、どうにかなってくれんかのう。
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