Google Chromeことちょろめたんには、今のところマウスジェスチャは無い!
FirefoxやらOperaを使っていた人からすると、マウスジェスチャーが使えないということは日々のブラウジングで耐え難いものがあるということで設定してみました。
下記の手順では、私がよく使う、ブラウザの「戻る」、「進む」、「(タブを)閉じる」、「新しいタブを開く」について登録しています。
使ったのは、
マウ筋(窓の杜)というソフト。きんじゃないですよ、すじ。でもすじって…、と思うけど、まうすじ、マウスジェスチャということで、怪しくなくて(?)、かなり便利なソフトです。
上記のリンクからダウンロードして、起動してください。
- タスクバーから、マウ筋のアイコンを右クリックして、設定をクリックします。
- 左のウィンドウの下にある追加ボタンを押してアプリケーションを登録します。
- 「ターゲット指定」のウィンドウが開くので、「ファイル名」に"chrome.exe"と入力します。下の「ウィンドウから取得」の「取得」ボタンを押した後に、Google Chromeのウィンドウをクリックしても、入力することができます。入力後、「OK」ボタンをクリックします。
- まずは、ブラウザで「戻る」をしたときのアクションを登録します。
「マウ筋」のウィンドウにて、左側で「chrome.exe」を選択した上で、右側の下にある「追加」をクリックします。 - 「アクション設定」のウィンドウにて、「←」をクリックした後に、「追加」をクリックします。このとき、「アクション」のところが、"R ←"となっていることを確認します。そうなっていない場合には、「クリア」ボタンを押した後に、「Rボタン」、「←」ボタンを押して、"R ←"となっているようにしてください。(ちなみに、このR ボタンというのはマウスの右クリックと同時にマウスを動かしたときに有効になるとの意味です)
- 「コマンド設定」のウィンドウを出した状態で、キーボードの"Alt"キーと"←"キーを同時に押します。「コマンド」欄が"キーを送る"、「キー」欄が"Alt + Left" と表示されていることを確認した後に、「OK」をクリックしてください。この画面では、キーボードの入力をリアルタイムに拾っているので、余計なキーを押すと、それが記録されてしまいます。
- 「アクション設定」ウィンドウにて、「実行コマンド」が、下記のようになっていることを確認してください。「コメント」欄には、わかりやすいように"戻る"と入力しましょう。「OK」をクリックしてください。
- 4〜7と同様の操作を行い、"進む"についても登録しましょう。「アクション」は"R →"、「実行コマンド」は"キーを送る、Alt + Right"、「コメント」は"進む"とします。
- 次に「閉じる」を登録します。4と同様に「追加」を押した後に、「アクション設定」のウィンドウで、"↓","→"の順に押して、「アクション」が"R ↓ →"として、「追加」をクリックします。
- 「コマンド設定」のウィンドウで、キーボードで"Ctrl + W "を押して、「OK」をクリックします。
- 同様に、標準的なマウスジェスチャではないのですが、「アクション」に"R ↓"、「実行コマンド」に"キーを送る、Ctrl + T"、「コメント」に"新しいタブ"と入力し、「OK」をクリックします。標準的なジェスチャでは、"R ↓"は新しいうぃんどうになっていることが多いようなのですが、タブを開く事の方が使用頻度が高いので、私は、この設定の方が気に入っています。
- 以上の手順で、「戻る」、「進む」、「閉じる」、「新しいタブ」のジェスチャが登録できました。「OK」をクリックしてください。
これで、ちょろめたんのウィンドウ上で、右クリックをしながらマウスを左に動かせば"戻る"が、右クリックしながら右に動かせば"進む"が、右クリックしながら下右と動かせば"閉じる"が、右クリックしながら下に動かせば"新しいタブ"が開きます。
基本的な操作だけですが、これだけでも通常のブラウジング環境はかなり改善されます。
マウスジェスチャ必須という方だけでなくとも、マウスジェスチャ使ってみたことがないという方についても、是非設定してみてください。目から鱗が落ちるくらい便利なことに気がつきますよ。
また、このマウ筋というソフト、ちょろめたんだけでなく、いろんなソフトに使えてかなり便利です。
Explorerにも設定することができるけれども、注意点としては、右クリックで設定をしてしまうと、普通のアイコンドラッグのときにもマウスジェスチャが反応してしまうというところです