実家に帰省をしていたのだが、台風4号が来ていて雨と雷に悩まされた。
雨はまあ外に出かけられないくらいのものだったが、ちょうど地元の高校が甲子園出場していたので、それを見ようとテレビを付けていた矢先に雷が近くに落ちた。
「バチン」という音が軒先から聞こえて、停電した。
ブレイカーが落ちることはよくあるが、音が近くでしたのでちょうど使っていたパソコンが壊れたかなと思っていた。
雷が治まりブレイカーを上げて電化製品を確認したところ、いくつか動かなくなっていたものがあった。
- ハイビジョンテレビ
- 電話回線
- Yahoo!BBのモデム
- 電動シャッター
やっちまった。雷が来たら電化製品のコンセントを抜くというのは当然の防御方法なんだけど、最近は割と抜かなくても大丈夫なことが多かったので甘く見ていた。
一番、面倒だなと思ったのは電動シャッター。
元工場の2階建ての建物は今は車庫として使っているんだけど、そこのシャッターがやられた。
車庫はシャッターともう一つ扉の入り口があるんだけど、扉の鍵を無くしたとかで、外から鍵を開けられないように鍵穴を接着剤で埋めてしまっていた。
電動シャッターは停電時に手動でも開けられるようになっているんだけど、当然内部からしかその操作はできない。
完全な密室が出来上がってしまった。しかも、普段使っている車がその中に入っているので、不便な事この上無かった。
電動シャッターは結構な年代物なので、もしかしたら全取っ替え?いくらかかるの?というのも頭をかすめた。
ともあれ、電動シャッターの故障を見てもらうにしても車庫に入れない。
車庫に入るには窓ガラスを割って中に入るしかない。
窓ガラスを割って中に入れても電動シャッターが直る見込みもない。
と、軽く途方に暮れてみたが、まずガラスを割るしかないので、近くに住んでいる人にサッシ屋さんを手配してもらい窓を割ってもらった。ダイヤモンドカッターで傷を付けてトンカチで割る。
至極簡単に窓は割れた。割った窓は枠ごとサッシ屋さんが持っていて、後でガラスをはめて持ってきてくれる。
シャッターについてもシャッター屋さんが後で来てくれて見てもらって簡単に直してくれた。シャッター内部のヒューズが飛んでいたらしい。それが本体のモーターなどを守ってくれたんだろうなぁ。
シャッター屋さんも「えらい古いですな〜」と言っていたので、まだ動いてくれる事自体がラッキーなのかもしれない。
一番、やっかいで復旧の目処が立たなかったものが片付いたが、まだまだリカバリーは続くのであった。
教訓:
「電動シャッターは動かなくなることを想定するべし。」- 動かなくなったときの入り口確保や手動での開閉手順をチェックしておく。
- さらに言うと修理を頼める人を確認しておく。
ちなみに、密室となった車庫を開けても中には虫の死骸くらいしかなかったので安心してください。
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