気になっていた加圧トレーニングとやらを体験してきた。
加圧トレーニングというのは、腕の付け根と足の付け根にベルトを巻いて圧力をかけて血流を制限した状態で軽い負荷での筋トレを行うことで、成長ホルモンの分泌を促して、筋肉を普通にやるよりも簡単に増強できるというトレーニング方法だ。
気になっていたのだが、結構高くて簡単に体験ができない。
やってみて、高い理由がわかったのだが、トレーナーがペアで張り付いて実施する必要があるため、普通のトレーニングよりも高くなる。
筋肉を鍛えるというと、筋持久力を鍛えるのや、筋力を鍛えるのとか、いろいろあるみたいだが、結局のところ、筋肉を増強すれば同じ仕事をしても疲れなくなるし持久力も高くなる。
筋肉を増強するには、筋肉に負荷を与えて、筋繊維にダメージを与えて、回復させる。回復するときに超回復といって、元よりも少し筋肉が強くなる。超回復をおこすには、適切なダメージを筋肉に与える必要があり、それの目安は筋肉痛がきちんと出ることではないかと思う。なぜなら、筋肉痛は筋肉が回復するときの痛みだから。
すなわち、筋肉を効果的に鍛えるには効果的に筋肉痛を作る必要がある。
その目的を果すために、加圧トレーニングはかなりよいんじゃないかと思った。
加圧してトレーニングすることで、明らかに普段よりも腕が疲れやすくなるし、ベルトを外した後、パンプアップと言うそうだが、筋肉が張った状態になっていた。
また、ペアでトレーニングを行う事で、トレーナーが自分の限界の少し先まで誘導してくれる。この限界の少し先というのを自分でやるのは結構大変だ。自分では手加減をどうしてもしてしまうからだ。
加圧トレーニングはだいたい30分くらいが1セットになっているようだ。30分というと普通のトレーニングからすると短かく感じる。しかし、ペアで適切に限界付近をさぐりながらやってもらっている30分でも十分トレーニングができることがわかる。
そして、次の日には心地のよい筋肉痛が来る。
筋肉痛は2、3日くらいはとれるのにかかりそうだ。筋肉痛があるとき、次のトレーニングをする適切なタイミングは筋肉痛が無くなったときらしい。つまり、3日に1回くらい加圧トレーニングをするともっとも効率的だろう。
しかし、1週間に1度くらいでも十分効果はありそうだ。
お試しが後、3回できるのでじっくり試してみたい。